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まず全て解いて表生地,胴裏生地,裾廻し生地それぞれに端縫い(はぬい)をして反物の状態にします。
端縫いは最後の仕上がりにも影響しますので,ただつなげるというだけでなく,歪みなどが出ないように布目をそろえる等の作業をていねいにするようにします。

ブラシで全体を洗い,ササラや刷毛で部分的な汚れを落とします。この時,布地の奥まで入り込んだ汚れを取るために表だけでなく裏側からも洗います。
その後何度もすすぎ,いったん乾かします。

張り木という道具や伸子(しんし)という竹ひごに針がついているもので張り,刷毛で水,又はうすい糊を引いていきます。この行程を行うことにより生地にツヤと絹本来の風合いがもどってきます。

そして,湯熨し(ゆのし)機という蒸気の出る機械で巾や丈を整えます。
蒸気を通すことで,よりツヤ,風合いが増します。

最後にアイロン等で細かい仕上げをして完了します。
他にも行程はいくつもあり,そのほとんどの作業を手仕事で行います。
出来上がり期日は時季にもよりますが,3週間〜4週間くらいで仕上がります。